令和7年4月18日(金)、ホテルベルフォート日向において、佐藤弘之宮崎県副知事をお招きし、意見交換会を実施いたしました。当日は会員に加え、東臼杵農林振興局、日向土木事務所、北部港湾事務所からも多数ご参加いただき、大変活気のある会となりました。
会の冒頭では副知事より講演が行われ、「建設産業を取り巻く話題」と題し、建設産業を取り巻く現状と今後の見通しについて幅広い話題が取り上げられ、特に以下の3点について詳しい説明がなされました。
Ⅰ第三次・担い手3法の概要
建設産業における人材確保や育成に関する法整備の進展について説明があり、現場の実態に即した制度の見直しが進められている旨が紹介されました。
Ⅱ防災・減災、国土強靭化
埼玉県での陥没事故の概況に触れ、宮崎県の下水道管路老朽化状況の説明がありました。また、近年頻発する自然災害を踏まえたインフラ整備の重要性や、事前防災の観点からの政策推進について触れ、宮崎県の今後の取り組みの方向性が示されました。
Ⅲ東九州新幹線等の調査について
地域振興と広域交通ネットワークの強化を見据えた東九州新幹線の調査・検討状況に関する説明があり、関係自治体との連携や将来的な整備構想についても言及されました。
また、講演終了後は懇親会が開かれ、参加者同士で自由な交流が図られました。終始和やかな雰囲気の中で活発な意見交換が行われ、全体を通して有意義な時間となり、盛況のうちに幕を閉じました。