日向地区建設業協会では令和5年７月６日（木）国・県・市町村の自治体関係者および会員事業所を対象とし「魅力ある土木業界に！」と題した講演イベントをベルフォート日向にて開催いたしました。
講師として国土交通省延岡河川国道事務所の麻生宏斉所長と写真家の山崎エリナ氏両名が登壇し、土木業界の現状と未来についての講演を行いました。麻生所長の『最近の国土交通行政』では、最近の土木業界を取り巻く状況、働き方改革・建設業の魅力発信への取り組み等が紹介されました。
また、国土交通省インフラメンテナンス大賞優秀賞を受賞した写真家の山崎エリナ氏は『写真家からみた建設業の魅力・人の魅力〜写真で伝える現場の魅力』と題し、実際に写真がきっかけとなり、建設業に就業した方のエピソードも紹介され、写真を通じて建設業の新たな可能性も示唆されました。
講演終了後は6名が登壇し、パネルディスカッションを行い、人口減少に伴う担い手対策や土木の魅力について、より掘り下げた議論を行いました。
（敬称略）ファシリテーター：日向地区建設業協会 会長 黒木繁人
パネラー 延岡河川国道事務所 所長 麻生宏斉、同 工務一課技官 坂本匡鴻、日向土木事務所 所長 中原学、門川町長 山室浩二、株式会社河建（福岡県）副社長 河野理恵、協会青年部施工性向上委員会 委員長 寺原多加広
当日は約100名の参加者で賑わい、懇親会も開催され、参加者同士の交流が深まりました。地域の未来を担う土木業界の地位向上に向け、その役割や重要性を再認識し、今後の発展に向け更に取り組んでいきたいと思います。
